どうやって感染するのか?
パソコンがウイルスに感染すると言っても、いったい何をすると感染してしまうのでしょうか?
感染する経路がある程度わかっているとウイルス対策ソフトの必要な機能がわかりますし、
必要に応じた対策を講じることが出来ますのでウイルスに感染しにくくなります。
それでは、ウイルスの感染経路とそれぞれの対策について詳しくみていきまましょう!
電子メール
電子メールによるウイルス感染はかなり多いらしいです。
代表的なものとして添付ファイル付メールやURLが記載されているメールが挙げられます
こうした迷惑メールによるウイルス感染を防ぐための対策として以下のことをしていきましょう!
○知らない相手から届いたメールは注意して扱うようにする!
全く知らない相手から届いたメールでURLが記載されていたり、
ファイルが添付されている場合は無視して即刻削除するのがベストです。
止むを得ず内容を確認しないといけない場合は、ウイルス対策ソフトで検査してから開きましょう!
○添付ファイルの拡張子に気を付ける!
画像ファイルやWordやExcelのファイルにみせかけたウイルスが存在します。
拡張子を見るようにすると、こうした手法に騙されにくくなります。
ただし、Windowsの初期設定だと拡張子がファイル名のところに表示されません。
Windwos XPの場合は表示するように設定を変更するには、適当なフォルダを開いてエクスプローラーを表示させ、
メニューバーにある「ツール」から「フォルダオプション」を選択します。
次に、[フォルダ オプション] ダイアログ ボックス内の「表示」タブをクリックし、詳細設定ボックスの一覧を下にスクロールして、
「登録されている拡張子を表示しない」のチェックボックスをクリックしてチェックを外します。
そしてOKボタンをクリックすればファイル名のところに拡張子が表示されるようになります。
インターネットブラウザ
知りたい情報を収集するのに様々なホームページやブログなどを閲覧されると思います。
そうした普通のインターネットを利用している最中に、
ウイルスが仕込まれているページにアクセスしてしまうことがあるかもしれません。
たとえば、あるホームページにアクセスしたと同時に別のウインドウに広告が表示されるサイトなどを
ご覧になられた方はいらっしゃると思いますが、これをポップアップ広告といいます。
ポップアップ広告にはウイルスが混入されているケースが多いそうです。
このポップアップ広告の脅威から身を守る為には
Internet ExplorerやFireFoxなどブラウザを最新バージョンに更新し、
ポップアップ広告をブロックする設定に変更しましょう。
またYahoo!やGmailなどの無料のWebメールを長く利用していると迷惑メールが届くようになる恐れがあります。
Webメールでのウイルス感染は上記の電子メールと同様の対策をしていただければ問題ないと思います。
インターネットブラウザにはFlash PlayerやSilverlight,Javaなど様々なプラグインが使用しています。
これらのプラグインは脆弱性が度々発見されるので、こまめに最新のものに更新する必要があります。
最新バージョンの有無の確認方法は「対策って何をすればいいの?」のページ、
または 「偽セキュリティソフト対策方法!」のページにある「感染を防ぐには?」をご覧ください。
外部記憶媒体からの感染
近年市販のUSBメモリにウイルスが混入したまま出荷・販売されてしまう事件が起きています。
また2005年にアメリカで当時のソニーBMGミュージックエンターテインメントが発売したコピーコントロールCDに
ルートキットというウイルスが含まれたという事件も起きています。
以上のようにネットワーク以外からもウイルスに感染する可能性があります。
他人の外部記憶媒体をご自身のパソコンに接続するときにウイルス感染を防ぐ手順
1:マイコンピュータ(コンピュータ)を開く。
2:Shiftキーを押したまま外部記憶媒体を接続、またはディスクをドライブに挿入する。
3:数秒~20秒ほど待機し、Shiftキーを離す。
4:接続した記憶媒体または挿入したディスクをウイルス検査する。
外部記憶媒体から感染する場合の多くがWindows側の自動実行機能によるものらしいです。
Shiftキーを押したまま接続することで、一時的にこの自動実行機能を無効にすることが出来ますので、
ウイルスに感染する恐れが低下します!