ガンブラー対策法!
ウイルスと聞いた時に、「ガンブラー」というウイルスは耳にしたこともあるでしょう。
このガンブラーは、2009年末~猛威を振るっているウイルスですね。
ここでは「ガンブラー」について、また対策方法について説明していこうと思っています。
ガンブラー(Gumblar)って?
ガンブラーが流行りはじめたのは2009年末以降です。
このガンブラーによって、大手企業をはじめ、被害を受けました。
その方法として、まずはAdobe ReaderやFlash(Player)を利用して、企業のWEBサイトを攻撃し、
その企業の正規WEBサイトを改ざんします。
改ざんされたWEBサイトには、JavaScriptのコードが埋め込まれます。
そして、このガンブラーによって改ざんされたページを閲覧することにより、
利用者は気づかない内に、不正WEBサイトに誘導され、
そこで様々なウイルス(マルウェアetc...)に感染、個人情報を盗まれるこのような形で被害が拡大されていきます。
不正WEBサイトへの誘導は気づくことが出来ないケースが多いので、
閲覧者が気づいていないだけで実は感染していた・・・という可能性が非常に高いといわれています。
ガンブラーを防ぐ!
ガンブラーは、Adobe ReaderやFlash(Player)等の脆弱性を突いて攻撃されます。
ですから、いかに脆弱性を突かれないようにするかがポイントです。
では脆弱性を突かれないためにはどうしたらよいのか?
そのためには、これらのソフトの最新バージョンへ更新することを怠らないことです。
また、それに並行して、Javaのバージョンの更新、Microsoft Updateを実施、
ウイルス対策ソフトのアップデートを忘れずに行うことです。
ちなみに、これらのバージョンアップで以外に忘れられているのが、
Microsoft Updateではないでしょうか?例えば、自動更新を設定していても、
うまくアップデートがされておらず、古いバーションのまま放置されているケース等です。
気づくとパソコン画面上に警告メッセージは出るものの、
よくわからずそのままにしてしまっている、、そんな方もいらっしゃるのでは?(管理人の父がそうでした、、)
特にウイルスソフトのアップデート、パターンファイルの更新はしっかりしておきましょう。
そうすれば、他のソフトのアップデート等に関しても警告してくれます。
そして何か警告や注意が出た場合は、その内容をよく見て解決するか、
ウイルス対策ソフトメーカーのサポートセンターに問い合わせするようにしましょう!
↑「マイクロソフトアップデート画面」
アップデートは必ずしましょう!
あなたのパソコンは大丈夫?ガンブラー感染チェック方法!
実はもうガンブラーに感染しているかもしれない、、
そう心配になっている方のために、
ガンブラーに感染しているかをチェックする方法を紹介しておきます!
もちろんウイルス対策ソフトでスキャンする方法がポピュラーな方法かと思いますが、
他にもあります。これはWindowのスタートメニューからチェックする方法です。
下記手順でチェックしてみましょう!
■チェック方法■
Windowsの「スタート」
⇒「ファイル名を指定して実行」・・・ここで「regedit.exe」と入力⇒「OK」ボタンを押す
もしこれでファイルが起動したら感染はありません。
参考までにどうぞ♪
ガンブラー駆除方法!
もしガンブラーに感染していた場合の駆除方法を説明しておきます。
■駆除方法■
1.パソコンをネットワーク(インターネット)から切リ離す
2.ウイルス対策ソフトによるウイルス駆除を実行
3.現在使用しているパスワードやID等のログイン情報を変更する
■もしWEBサイトを運営している場合であれば■
・WEBサイト利用者にガンブラーに感染したことを告知すること
・再発防止のために防止策、対策を至急行うこと